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心理学用語集・臨床 156 同一視(同一化)

■ 心理学用語集・臨床 156 同一視(同一化) ■

同一視とは防衛機制の一種で、自分にとって重要な人のマネをし、同じように考え、感じ、ふるまうことを通して、その対象を内在化する過程をいう。最も原始的な心的規制の1つ。

同一視が起こる過程は以下の通り。
 1.対象を求めるリビドーが何らかの困難にあう
 2.対象に向うのを諦める
 3.代わりにその対象を自我に取りいれる
 4.自我が対象と同じようになる
 5.それに対象との結びつきを果たそうとする

同一視は人格が形成され、自我と超自我が発達するのに重要な方法である。エディプス期において、子どもは親に劣っているという事実に、この同一視を用いることで対処する。自分が親のようになりたいと願い、意識的・無意識的に努力し励む。同一視は子どもの成長させる推進力である一方で、親への敵意感情に対する防衛機能としての役割をも果たすのである。
 

■キーワード
▼定義
同一視とは、精神分析における防衛機制の1つである。自分の取って重要な人物の属性を自分の中に取り入れ、内在化する過程である。同一視は、人格形成において大きな役割をもち、自我や超自我が発達する上で重要な役割を担う。

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